家系図をつくる

家系図の書き方|線の引き方・兄弟の並び順・亡くなった人と再婚の書き方

家系図をつくるなら、この内容をそのまま作れます(見本は無料)。

家系図には、法律で決まった書式はありません。ただ、多くの家系図で使われている書き方はあります。上に古い世代、下に新しい世代を置き、夫婦を横の線(二重線がよく使われます)、親子を縦の線でつなぎ、兄弟は生まれた順に並べる、というのが基本です。見る人が迷わないように、どの線が何を表すかを図の隅に書き添えておくと確実です。

書く前にそろえる情報

1人ずつ、次のことを書き出しておきます。

  • 名前(旧姓があれば旧姓も)
  • 生まれた年、亡くなった年
  • 父と母はだれか
  • 配偶者はだれか
  • 続柄(自分から見て祖父・おば・いとこ など)

全員を並べる前に、いちばん上の世代をだれにするかを決めます。家族で見る家系図なら、祖父母か曾祖父母から始めると、3〜4世代で1枚に収まります。

世代の並べ方

  • 上が古い世代、下が新しい世代です。同じ世代の人は同じ高さにそろえます
  • 縦書きで書く昔ながらの家系図は、右が古い世代、左が新しい世代になります
  • 結婚して家に入った人(父の妻・祖父の妻など)は、配偶者と同じ高さに置きます

線の引き方

関係 よく使われる線
夫婦 2人の間を横の二重線でつなぐ
親子 夫婦の線の真ん中から縦に下ろし、子の上で横に分ける
兄弟姉妹 同じ親から下りた横の線に、ぶら下げるように並べる

夫婦を二重線で結ぶ書き方は、相続の手続きで使う「相続関係説明図」でも使われています。ただし、二本線を養子の印に使う家系図もあり、書く人によって違います。線の意味を図の隅に小さく書いておくと、後で見た人が読み違えません。

兄弟の並び順

兄弟姉妹は生まれた順に並べます。縦書きの家系図では右から、横書きなら左から並べるのが自然です。夫婦は、縦書きでは夫を右、妻を左に置くことが多いです。

いとこまで入れると横に広がるので、本家の流れを真ん中に置き、親の兄弟の家族を左右に分けると、線が交わりにくくなります。

亡くなった人の書き方

亡くなった人は、名前の下に生まれた年と亡くなった年を「1940〜2015」のように書くのが分かりやすい方法です。亡くなった日まで書く家系図や、戒名を添える家系図もあります。名前の前に「故」と書く方法もありますが、決まった記号はありません。

法事で親族が集まるときに配るなら、亡くなった人も生きている人も同じ形の箱にしておくほうが、読む人が気をつかわずに済みます。

養子・離婚・再婚の書き方

  • 養子:親子の縦線を点線や二本線にして、実子と分ける書き方があります。どちらを使ったかは図の隅に書いておきます
  • 離婚:夫婦の線を引かずに少し離して置く方法がよく使われます。医療や福祉の場で使う家系図(ジェノグラム)では、夫婦の線に斜めの線を2本入れて離婚を表します
  • 再婚:前の配偶者と今の配偶者を、本人の左右に分けて置く方法があります。前の配偶者を結婚しているように見せたくないときは、少し離して置き、子どもとだけ線でつなぎます

家族で見る家系図なら、離婚や再婚をどこまで載せるかは、家族で話して決めてかまいません。

紙に書くときの手順

  1. 名前を全員分、付箋に書き出します
  2. 大きな紙の上で、世代ごとに付箋を並べ替えます
  3. 線が交わらない並べ方が決まったら、下書きの線を鉛筆で引きます
  4. 清書は、名前を先に書き、線を後から引くと、はみ出しにくくなります

人数が20人を超えると、手書きで線をまっすぐ引くのは大変です。パソコンやスマホで作る場合も、Excelやスライドのソフトでは線と箱を1つずつ動かす手間がかかります。

くらしの道具箱の家系図をつくるは、名前と生まれた年、父・母・夫や妻を選ぶと、世代をそろえて並べ、夫婦を二重の横線、親子を縦の線でつないだ家系図にします。兄弟は入れた順に左から並びます。再婚した人は、今の配偶者と前の配偶者を本人の左右に置いて、どちらとも夫婦の線でつなぎ、それぞれの子どもをその2人の間から下ろします。離婚した前の配偶者との線には、ジェノグラムと同じ斜めの線を2本入れ、図の隅に「離婚」と書き添えます。

出典

読みもの